こぼれ話16 ある晩のユノ
ある晩のこと
どうも寝つきが悪くやけに喉が渇く
壷「 ふぅ・・・ダメだ、眠れない・・・水でも飲んでこよう 」
壷が部屋を出て、台所へ向かうと・・・
壷「 うん・・・?明かりがついてる・・・誰かいるのかな? 」
壷「 ・・・でも、こんな夜更けに誰が・・・ 」
恐る恐る台所へと近寄る壷
そぉーっと中の様子を覗うと
ユノ「 ・・・グビグビッ・・・ぷはぁー! 」
壷「( ゆ・・・ユノさん? )」
ユノ「 やっぱ、これだよこれっ!生きる楽しみってやつー? 」
壷「( な、何してるんだろう・・・ )」
さらに壷が様子を覗くと
ユノ「 ・・・うん?誰だ! 」
壷「 あ・・・壷です・・・ 」
ユノ「 おー壷かぁ!いいところへ来たな、こっちこい 」
壷「 ・・・はぁ、ユノさん・・・一体何を? 」
ユノ「 何って・・・お酒だよ!いいから一緒に飲めっ!ほら 」
壷「 お酒って・・・ユノさんはいくつなの!? 」
ユノ「 それは実年齢のこと?それとも設定年齢のこと?どっち! 」
壷「 ・・・だめだこりゃ・・・相当酔ってる・・・ 」
ユノ「 誰が酔ってるってー?これしきの酒で私が酔うわけないでしょ! 」
ユノ「 いいから、ほれ!ぐいぃーっといけ!ぐいぃーっと! 」
そういうと湯のみを置いて、ドバドバとお酒を注ぎだす
壷「 えっ・・・あ、あの・・・俺、お酒はちょっと・・・ 」
ユノ「 あー?・・・なに?私の酒は飲めないっての? 」
壷「 い、いえ、そんなわけじゃ・・・ 」
ユノ「 じゃぁ、ぐぃっと飲めよ!男だろっ! 」
壷「 ・・・ひぃっ・・・じゃ、じゃあ一杯だけっ 」
ユノ「 おー、良い飲みっぷりだねぃ!よし駆けつけ3杯だ! 」
壷「 ちょっ・・ま、まって・・・もうだめ・・・ 」
ユノ「 なーに言ってんの!まだまだ夜はこれからだよっ! 」
壷「( ・・・ユノさん目がすわって怖い・・・ )」
ユノ「 さぁ、今日はとことん飲むぞー! 」
壷「 あ、あのユノさん 」
ユノ「 なにっ! 」
壷「 えっと・・あの・・・そうだ! 」
壷「 兎兄がね、一回ユノさんと飲みたいって言ってたような・・・ 」
ユノ「 兎ぃ?おー、じゃぁちょっと呼んでこいっ! 」
壷「 ・・・はひぃっ 」
そういうと壷は台所から逃げ戻り、兎の部屋へ
壷「 兎兄!兎兄・・・ちょっと、起きて 」
兎「 ・・・んっ・・・なんだ、もう朝か? 」
壷「 違うけど、大変なんだ! 」
兎「 何かあったの? 」
壷「 じ、実はユノさんが台所で大変なことに! 」
兎「 どうした? 」
壷「 なんかフラフラになってて・・・ 」
壷「 兎さんを呼んできてって・・・だから俺・・・ 」
兎「 わかった・・・すぐに行く 」
そういうと台所へ向かう兎
壷「 ( これでよし・・・触らぬ神に祟り無しって言うしね・・・ )」
壷「 ( 兎兄ぃ・・がんばっ!)」
そして、ユノの様子を見に来た兎が台所を覗くと
ユノ「 おー!兎きたかー! 」
兎「 ゆ・・・ユノっち?! 」
ユノ「 さぁ飲むぞー! 」
兎「 お前・・・うぷっ・・・酒くさぁ・・・ 」
床を見ると一升瓶が3本転がっていた
兎「 ユノっち・・・どんだけ酒飲んでるんだよ 」
ユノ「 いいじゃん、たまになんだからっ! 」
ユノ「 だって、飲んでないとやってられないことばっかりじゃん 」
兎「 やけ酒かよ!しかも、タチ悪いぞ・・・ 」
ユノ「 うるさーい!誰のせいだと思ってるんだよっ! 」
兎「 誰のって誰の? 」
ユノ「 お前だ、馬鹿やろー! 」
兎「 ちょ・・・意味不明だよ! 」
ユノ「 うるさい! 」
ユノ「 いいから黙って付き合えー! 」
兎「 ほんとにタチ悪いな・・・ 」
ユノ「 兎!あんたさー・・・ 」
兎「 なに? 」
ユノ「 好きな人とかいるの? 」
兎「 なんだよ突然・・・そりゃいるさ 」
ユノ「 !?・・・グビ・・・グビッ! 」
兎「 あぁ!?もう飲むなっての! 」
ユノ「 誰だよ!その人・・・ 」
兎「 好きな人? 」
兎「 兄ちゃんも姉ちゃんも、壷も廃慈も杏も倍増も・・・みんな好きだよ 」
ユノ「 ・・・お前、私のこと馬鹿にしてるだろ! 」
兎「 馬鹿になんてしてないよ、なんなんだ今日は・・・ 」
ユノ「 兎! 」
兎「 なに? 」
ユノ「 私の事はどう思ってるんだよっ! 」
兎「 ユノっち?今のユノっちは嫌いだな・・・普段のユノっちが好きだな 」
ユノ「 ・・・え? 」
兎「 だから、もうお酒はやめて休もうね? 」
ユノ「 ・・・うん 」
兎「 ははっ、まだ家に慣れてないからイライラするのはわかるけどさ 」
ユノ「 ・・・兎さん・・・ごめんなさいっ! 」
兎「 気にしてないから大丈夫! 」
兎「 俺だってたまに山に向かって遠吠えしたくなることあるしね 」
ユノ「( それは、どうかと思う・・・)」
兎「 まあ、今日は部屋に戻って休もう 」
なんとかユノっちをなだめすかす兎
ユノっちは一升瓶を置き、部屋に戻った
兎「 酒癖は悪いけど・・・まぁ、可愛いところあるじゃん・・・ 」
そうつぶやきながら後始末をする兎だったとさ
どうも寝つきが悪くやけに喉が渇く
壷「 ふぅ・・・ダメだ、眠れない・・・水でも飲んでこよう 」
壷が部屋を出て、台所へ向かうと・・・
壷「 うん・・・?明かりがついてる・・・誰かいるのかな? 」
壷「 ・・・でも、こんな夜更けに誰が・・・ 」
恐る恐る台所へと近寄る壷
そぉーっと中の様子を覗うと
ユノ「 ・・・グビグビッ・・・ぷはぁー! 」
壷「( ゆ・・・ユノさん? )」
ユノ「 やっぱ、これだよこれっ!生きる楽しみってやつー? 」
壷「( な、何してるんだろう・・・ )」
さらに壷が様子を覗くと
ユノ「 ・・・うん?誰だ! 」
壷「 あ・・・壷です・・・ 」
ユノ「 おー壷かぁ!いいところへ来たな、こっちこい 」
壷「 ・・・はぁ、ユノさん・・・一体何を? 」
ユノ「 何って・・・お酒だよ!いいから一緒に飲めっ!ほら 」
壷「 お酒って・・・ユノさんはいくつなの!? 」
ユノ「 それは実年齢のこと?それとも設定年齢のこと?どっち! 」
壷「 ・・・だめだこりゃ・・・相当酔ってる・・・ 」
ユノ「 誰が酔ってるってー?これしきの酒で私が酔うわけないでしょ! 」
ユノ「 いいから、ほれ!ぐいぃーっといけ!ぐいぃーっと! 」
そういうと湯のみを置いて、ドバドバとお酒を注ぎだす
壷「 えっ・・・あ、あの・・・俺、お酒はちょっと・・・ 」
ユノ「 あー?・・・なに?私の酒は飲めないっての? 」
壷「 い、いえ、そんなわけじゃ・・・ 」
ユノ「 じゃぁ、ぐぃっと飲めよ!男だろっ! 」
壷「 ・・・ひぃっ・・・じゃ、じゃあ一杯だけっ 」
ユノ「 おー、良い飲みっぷりだねぃ!よし駆けつけ3杯だ! 」
壷「 ちょっ・・ま、まって・・・もうだめ・・・ 」
ユノ「 なーに言ってんの!まだまだ夜はこれからだよっ! 」
壷「( ・・・ユノさん目がすわって怖い・・・ )」
ユノ「 さぁ、今日はとことん飲むぞー! 」
壷「 あ、あのユノさん 」
ユノ「 なにっ! 」
壷「 えっと・・あの・・・そうだ! 」
壷「 兎兄がね、一回ユノさんと飲みたいって言ってたような・・・ 」
ユノ「 兎ぃ?おー、じゃぁちょっと呼んでこいっ! 」
壷「 ・・・はひぃっ 」
そういうと壷は台所から逃げ戻り、兎の部屋へ
壷「 兎兄!兎兄・・・ちょっと、起きて 」
兎「 ・・・んっ・・・なんだ、もう朝か? 」
壷「 違うけど、大変なんだ! 」
兎「 何かあったの? 」
壷「 じ、実はユノさんが台所で大変なことに! 」
兎「 どうした? 」
壷「 なんかフラフラになってて・・・ 」
壷「 兎さんを呼んできてって・・・だから俺・・・ 」
兎「 わかった・・・すぐに行く 」
そういうと台所へ向かう兎
壷「 ( これでよし・・・触らぬ神に祟り無しって言うしね・・・ )」
壷「 ( 兎兄ぃ・・がんばっ!)」
そして、ユノの様子を見に来た兎が台所を覗くと
ユノ「 おー!兎きたかー! 」
兎「 ゆ・・・ユノっち?! 」
ユノ「 さぁ飲むぞー! 」
兎「 お前・・・うぷっ・・・酒くさぁ・・・ 」
床を見ると一升瓶が3本転がっていた
兎「 ユノっち・・・どんだけ酒飲んでるんだよ 」
ユノ「 いいじゃん、たまになんだからっ! 」
ユノ「 だって、飲んでないとやってられないことばっかりじゃん 」
兎「 やけ酒かよ!しかも、タチ悪いぞ・・・ 」
ユノ「 うるさーい!誰のせいだと思ってるんだよっ! 」
兎「 誰のって誰の? 」
ユノ「 お前だ、馬鹿やろー! 」
兎「 ちょ・・・意味不明だよ! 」
ユノ「 うるさい! 」
ユノ「 いいから黙って付き合えー! 」
兎「 ほんとにタチ悪いな・・・ 」
ユノ「 兎!あんたさー・・・ 」
兎「 なに? 」
ユノ「 好きな人とかいるの? 」
兎「 なんだよ突然・・・そりゃいるさ 」
ユノ「 !?・・・グビ・・・グビッ! 」
兎「 あぁ!?もう飲むなっての! 」
ユノ「 誰だよ!その人・・・ 」
兎「 好きな人? 」
兎「 兄ちゃんも姉ちゃんも、壷も廃慈も杏も倍増も・・・みんな好きだよ 」
ユノ「 ・・・お前、私のこと馬鹿にしてるだろ! 」
兎「 馬鹿になんてしてないよ、なんなんだ今日は・・・ 」
ユノ「 兎! 」
兎「 なに? 」
ユノ「 私の事はどう思ってるんだよっ! 」
兎「 ユノっち?今のユノっちは嫌いだな・・・普段のユノっちが好きだな 」
ユノ「 ・・・え? 」
兎「 だから、もうお酒はやめて休もうね? 」
ユノ「 ・・・うん 」
兎「 ははっ、まだ家に慣れてないからイライラするのはわかるけどさ 」
ユノ「 ・・・兎さん・・・ごめんなさいっ! 」
兎「 気にしてないから大丈夫! 」
兎「 俺だってたまに山に向かって遠吠えしたくなることあるしね 」
ユノ「( それは、どうかと思う・・・)」
兎「 まあ、今日は部屋に戻って休もう 」
なんとかユノっちをなだめすかす兎
ユノっちは一升瓶を置き、部屋に戻った
兎「 酒癖は悪いけど・・・まぁ、可愛いところあるじゃん・・・ 」
そうつぶやきながら後始末をする兎だったとさ