第十二話 ぽっぽvs烏賊足兄妹
クリボーの提案で、変則的なゲームをすることになった烏賊足兄妹
クリボーの態度に兎・壷は腹を立てるが
慶太・廃慈・倍増はいたって冷静、杏に至っては無関心である
クリボー「 じゃぁ、さくっといくぽ!準備はいいぽ? 」
慶太「 よし、こい! 」
ゲームの開始とともに集団めがけて突進してくるクリボー
兎「 こいつ、完全に舐めてやがる・・・ 」
慶太「 廃慈、挟むぞ! 」
廃慈「 ・・・・ 」こくり
互いの距離が接近してもクリボーは進路を変えない
慶太「 それはいくらなんでも無茶じゃねーか? 」
バッシュの射程に捉えた瞬間、慶太はバッシュを放つ
しかし、慶太のバッシュは空を切った
慶太「 なに? 」
兎「 消えた? 」
廃慈「 ??? 」
クリボーはヲリ3人を射程ぎりぎりまで引きつけると
後方の杏めがけてストスマで一気に移動したのだった
壷「 後ろに来てる、戻って! 」
杏「 ファイヤーランス! 」
杏は、飛び込んできたクリボーにファイヤーランスを放つ
しかし、クリボーは予想してたかの様に避けると
後ろから追いかけてくる慶太・廃慈・兎をめがけて
クリボー「 ぽ! 」クランブルストーム
轟音と共に、3人は後方へと吹き飛ばされる
壷「 やばい、俺は杏のフォローに回る、倍増は葵姉ぇを守れ 」
倍増「 わかった 」
杏「 ヘルファイヤー! 」ゴォッ
杏は、無防備なクリボーの背中をめがけて大魔法を放つ
しかし、クリボーはステップで回避すると、葵をめがけて走る
壷「 させるか! 」
壷は短剣に持ち替え、時間を稼ごうと間合いを計る
クリボー「 ぽっぽ! 」ストライクスマッシュ
壷「 !? 」
しかし、あっさりと一撃を食らってしまう
苦し紛れにアームブレイクで反撃するが、あっさりと回避される
クリボーは勢いのままに、葵めがけて接近する
葵はウェイブでクリボーの接近を阻もうとするが
ウェイブの射程を見切っていたクリボーには当たらなかった
なんとか壷が体勢を立て直して
ヴァイパーバイトでクリボーとの距離をつめるが
クリボーはさらにステップで葵の背後へ回ると・・・
クリボー「 チェックメイトぽ 」
葵を掴み、ボアレスを突きつけて言い放った
クリボー「 ふむ・・・これはこれは・・・ 」
クリボー「 今回は引き分けでいいぽ? 」
倍増「 そうしてもらえると助かる・・・ 」
手も足も出なかったように見えたが
クリボーの喉元には、倍増の短剣が当てられていた
兎「 ・・・なんだ、こいつ、人間じゃねー・・・ 」
慶太「 兎、クリボーはカセドリアじゃその名も轟く両手ヲリだ
お前にとっては、乗り越えなければならない壁だぞ 」
兎「 ・・・ 」
さすがの元気印兎も
このときばかりは減らず口のひとつも叩くことはできなかった
クリボー「 うーん・・・まぁ、気を落とす事はないぽ! 」
クリボー「 そこのサラさんは、積極的で良いぽ
もう少し相手の動きが読めれば、どんどん良くなるぽ 」
クリボー「 そして・・・私の背後をとった短剣君、なかなか・・・
もう一度お手合わせしたいところだけど、バンク大会の楽しみに 」
兎「 く・・・クリボー! 」
クリボー「 うん?君は・・・ 」
兎「 うるさい!お前は俺が絶対に倒す! 」
クリボー「 君が僕を?今年一番笑える冗談ぽね 」
兎「 冗談なんかじゃねー、見てろよ・・・きっと、お前を倒してやる 」
クリボー「 ”きっと倒す ”・・・? は、ははは 」
クリボー「 なるほど、そんな甘い考えだから動きが鈍いのか
さぁ、殺しに来い・・・当たればの話だが・・・ 」
兎「 くっ・・・ 」
クリボー「 バンク大会かぁ・・・楽しみになってきたぽ 」
クリボー「 さてと、引き分けとはいえ、7人vs1人で引き分け 」
クリボー「 何かもらっても罰は当たらないぽね、うーん・・・ 」
そう言うと、葵の肩を抱き寄せ、ほっぺにキスをする
壷「 !☆?■▽$¥●◇×・・・・ 」
葵「 くぁwせdrftgyふじこlp;@: 」
その様子を見ていた春がクリボーに飛びつき足にかじりつく
春「 がるるう・・・・がうっ! 」
クリボー「 わかったわかった、ごめんぽ、冗談ぽ 」
クリボーは、葵から距離をとり
クリボー「 今日のところは、これで帰るぽ
次に会う時は、誰がお姫様のナイトになってるか楽しみぽ 」
クリボー「 また会える日を楽しみにしてるっぽ、でぁでぁ 」
小柄な男、クリボーは突如現れ、嵐のように去っていった
慶太「 あの野郎、ドサクサにまぎれてなんてことしやがる・・・ 」
廃慈「 ・・・ 」(心配そうに葵を見つめる)
壷「 殺す!ぜええええええええええったいに殺す! 」
葵「 ・・・びっくりしただけ・・・大丈夫、怪我したわけじゃないし・・・ 」
兎「 絶対に倒してやる・・・そして、姉ちゃんに土下座させてやる・・・ 」
壷「 土下座なんて生ぬるい!あいつは息の根を止めるべきだ! 」
春「 うぅ・・・・わん! 」
こうして、因縁のライバルとなるぽっぽと、烏賊足兄妹の出会いは幕を閉じた
烏賊足達の胸にそれぞれの思いを残して・・・
クリボーの態度に兎・壷は腹を立てるが
慶太・廃慈・倍増はいたって冷静、杏に至っては無関心である
クリボー「 じゃぁ、さくっといくぽ!準備はいいぽ? 」
慶太「 よし、こい! 」
ゲームの開始とともに集団めがけて突進してくるクリボー
兎「 こいつ、完全に舐めてやがる・・・ 」
慶太「 廃慈、挟むぞ! 」
廃慈「 ・・・・ 」こくり
互いの距離が接近してもクリボーは進路を変えない
慶太「 それはいくらなんでも無茶じゃねーか? 」
バッシュの射程に捉えた瞬間、慶太はバッシュを放つ
しかし、慶太のバッシュは空を切った
慶太「 なに? 」
兎「 消えた? 」
廃慈「 ??? 」
クリボーはヲリ3人を射程ぎりぎりまで引きつけると
後方の杏めがけてストスマで一気に移動したのだった
壷「 後ろに来てる、戻って! 」
杏「 ファイヤーランス! 」
杏は、飛び込んできたクリボーにファイヤーランスを放つ
しかし、クリボーは予想してたかの様に避けると
後ろから追いかけてくる慶太・廃慈・兎をめがけて
クリボー「 ぽ! 」クランブルストーム
轟音と共に、3人は後方へと吹き飛ばされる
壷「 やばい、俺は杏のフォローに回る、倍増は葵姉ぇを守れ 」
倍増「 わかった 」
杏「 ヘルファイヤー! 」ゴォッ
杏は、無防備なクリボーの背中をめがけて大魔法を放つ
しかし、クリボーはステップで回避すると、葵をめがけて走る
壷「 させるか! 」
壷は短剣に持ち替え、時間を稼ごうと間合いを計る
クリボー「 ぽっぽ! 」ストライクスマッシュ
壷「 !? 」
しかし、あっさりと一撃を食らってしまう
苦し紛れにアームブレイクで反撃するが、あっさりと回避される
クリボーは勢いのままに、葵めがけて接近する
葵はウェイブでクリボーの接近を阻もうとするが
ウェイブの射程を見切っていたクリボーには当たらなかった
なんとか壷が体勢を立て直して
ヴァイパーバイトでクリボーとの距離をつめるが
クリボーはさらにステップで葵の背後へ回ると・・・
クリボー「 チェックメイトぽ 」
葵を掴み、ボアレスを突きつけて言い放った
クリボー「 ふむ・・・これはこれは・・・ 」
クリボー「 今回は引き分けでいいぽ? 」
倍増「 そうしてもらえると助かる・・・ 」
手も足も出なかったように見えたが
クリボーの喉元には、倍増の短剣が当てられていた
兎「 ・・・なんだ、こいつ、人間じゃねー・・・ 」
慶太「 兎、クリボーはカセドリアじゃその名も轟く両手ヲリだ
お前にとっては、乗り越えなければならない壁だぞ 」
兎「 ・・・ 」
さすがの元気印兎も
このときばかりは減らず口のひとつも叩くことはできなかった
クリボー「 うーん・・・まぁ、気を落とす事はないぽ! 」
クリボー「 そこのサラさんは、積極的で良いぽ
もう少し相手の動きが読めれば、どんどん良くなるぽ 」
クリボー「 そして・・・私の背後をとった短剣君、なかなか・・・
もう一度お手合わせしたいところだけど、バンク大会の楽しみに 」
兎「 く・・・クリボー! 」
クリボー「 うん?君は・・・ 」
兎「 うるさい!お前は俺が絶対に倒す! 」
クリボー「 君が僕を?今年一番笑える冗談ぽね 」
兎「 冗談なんかじゃねー、見てろよ・・・きっと、お前を倒してやる 」
クリボー「 ”きっと倒す ”・・・? は、ははは 」
クリボー「 なるほど、そんな甘い考えだから動きが鈍いのか
さぁ、殺しに来い・・・当たればの話だが・・・ 」
兎「 くっ・・・ 」
クリボー「 バンク大会かぁ・・・楽しみになってきたぽ 」
クリボー「 さてと、引き分けとはいえ、7人vs1人で引き分け 」
クリボー「 何かもらっても罰は当たらないぽね、うーん・・・ 」
そう言うと、葵の肩を抱き寄せ、ほっぺにキスをする
壷「 !☆?■▽$¥●◇×・・・・ 」
葵「 くぁwせdrftgyふじこlp;@: 」
その様子を見ていた春がクリボーに飛びつき足にかじりつく
春「 がるるう・・・・がうっ! 」
クリボー「 わかったわかった、ごめんぽ、冗談ぽ 」
クリボーは、葵から距離をとり
クリボー「 今日のところは、これで帰るぽ
次に会う時は、誰がお姫様のナイトになってるか楽しみぽ 」
クリボー「 また会える日を楽しみにしてるっぽ、でぁでぁ 」
小柄な男、クリボーは突如現れ、嵐のように去っていった
慶太「 あの野郎、ドサクサにまぎれてなんてことしやがる・・・ 」
廃慈「 ・・・ 」(心配そうに葵を見つめる)
壷「 殺す!ぜええええええええええったいに殺す! 」
葵「 ・・・びっくりしただけ・・・大丈夫、怪我したわけじゃないし・・・ 」
兎「 絶対に倒してやる・・・そして、姉ちゃんに土下座させてやる・・・ 」
壷「 土下座なんて生ぬるい!あいつは息の根を止めるべきだ! 」
春「 うぅ・・・・わん! 」
こうして、因縁のライバルとなるぽっぽと、烏賊足兄妹の出会いは幕を閉じた
烏賊足達の胸にそれぞれの思いを残して・・・